2021年8月4日水曜日

コミュニティFMラジオ はな

昨今、知りたい情報を得るための手段は随分と増えてきました。
便利になってきた反面、情報過多におちいり、必要な情報を得ることが難しくなることもしばしば…。
必要・正確な情報を取捨選択しながら活用していくことが、大切になりますね。

さて、情報ツールのひとつに、コミュティFMがあります。
これはFMの電波を使って限られた地域へ流す放送局です。

1992年度に制度化され、2021年3月現在、全国に334局あるそうです。
放送エリアが地域限定のため、地域の情報に特化した放送に特徴があります。
また、防災・災害時には、詳細な地域情報を伝えるなど、地域密着メディアとして活動もしています。

中標津町にも24時間音楽・地域の情報等々を配信しているコミュニティFM「FMはな(87.0MHz)」があります。

「FMはな」の命名は、周波数が87.0MHzであること、花のように美しく心癒すような意味を込めてとのことだそうです。由来にはなかなか素敵な意味が込められているとのこと。

もちろん非常時には、「FMはな」を通して重要な情報も町内に配信される体制がとられています。
本来は非常時の情報が発信される機会がないほうが一番なのですが…。
身近で正確な情報を提供してくれる媒体がひとつでも多くあると、やはり安心です。

個人的には、コミュニティFMは北海道だけでも22局ありますので、他市町村に行ったとき、まずはFM放送をスキャンしてコミュニティ放送を探すようにしています。

基本的には流し聴きですが、時には思いがけない地域限定情報もゲットすることもありますので有用に利用させてもらっています。
また、ラジオの端末だけではなく、スマホでも視聴できるのも便利です。

小さな放送局とはいえ開局は早々たやすいものではないでしょうが、今後もっと普及してほしいですね。