2023年4月10日月曜日

中標津町牛乳消費拡大応援条例

 中標津町牛乳消費拡大応援条例は、2016年7月に中標津町議会によって可決されました。
この条例は、中標津町が抱える深刻な問題の1つである、農家の経済的困窮と牛乳需要の低迷を解決することを目的としています。

中標津町は、乳牛酪農家が多く存在する地域であり、多くの牛乳が生産されています。
しかし、需要が減少し、価格が低下したことで、生産者にとっては厳しい状況にあります。このような状況を改善するために、中標津町は牛乳消費拡大応援条例を制定し、消費拡大に向けた取り組みを始めました。

具体的には、

  • 牛乳のPR活動の強化

中標津町は、牛乳のPR活動を強化し、地元のスーパーや飲食店などで中標津町産の牛乳を積極的に販売するよう働きかけています。

  • 牛乳を使った新しい商品の開発

中標津町では、地元の農家と協力して、牛乳を使った新しい商品の開発に取り組んでいます。例えば、地元の学校給食で使用される牛乳のパックには中標津町の名前が入っており、生産者のアピールを積極的に行っています。

  • 牛乳を使ったイベントの開催

中標津町では、牛乳を使ったイベントを開催することで、地元の住民に牛乳の魅力をアピールしています。例えば、牛乳を使った料理コンテストや、牛乳の無料配布などが行われています。

  • 牛乳消費拡大のアイディア募集
中標津町民を対象に「牛乳で乾杯条例紹介」や「牛乳消費拡大」の効果的な取り組みのアイディア広く募集しています。

以上のような地元の農家の経済支援と、牛乳需要の拡大を目指して、様々な取り組みを行っており、今後も牛乳の消費拡大をめざして新しい取り組みを行っています。



2023年3月9日木曜日

これからの季節

3月に入り雪解けも進みすこしずつ春を感じる季節になってきました。

新型コロナウィルスのニュースも以前に比べ随分と減ってきたように思えます。
それに呼応するかのように各地のイベントも復活の兆しがみられるようです。

わが町中標津も先月冬のイベント「なかしべつ冬まつり」が行われひさしぶりに賑わいが戻ってきました。
これからは少しずつ感染対策をしながらもいろいろなイベントが行われるといいですね。

さて、わが街、中標津町はといいますと北海道の東に位置し自然と文化が融合した街です。

中標津空港の近くには「330度の大平原パノラマを満喫できる開陽台」があり、ここから街へ向かう町道北19号線は、一直線のアップダウンのある自然に囲まれた道路があります。ライダーには最高のシチュエーションといわれています。
またこの道路は、牧場が多くあり牛乳を出荷するたのめタンクローリーが多く通るため「ミルクロード」とも呼ばれています。

街中には、中標津町総合文化会館「しるべっと」があり、この規模の人口の町としては一年を通していろいろなイベントが行われています。

そのほか、根釧台地をのぞむことができる「中標津岳」「武佐岳」があり、山開きの行われる6月には多くの登山客が訪れます。
温泉も町内に数か所あり、登山後利用する人も多いようです。

また、街の周辺には阿寒摩周湖国立公園、知床国立公園、パノラマシーンが楽しめる根釧台地等があり、合わせて楽しむことができます。

この時期の道東は、まだまだ雪が残り観光するのには少し制限がありますが、ゴールデンウィークを境に一年で一番良いシーズンを迎えることになります。

今年はたくさんの人が道東にも訪れ、北海道の自然を楽しんでほしいですね。




2023年2月7日火曜日

北方領土の日

 昭和56年、日本政府は北方領土返還要求運動を全国的にアピールするため、2月7日を「北方領土の日」に制定しました。

日露間の国境が平和的対話により択捉島とウルップ島の間に定められた「日魯通好条約(1855年)」が調印された日が2月7日だったためこの日が選ばれました。

しかしながらその条約も大戦後のソ連の侵攻により反故にされ、北方四島はいまだロシアの支配下にあります。

これらを打開するため日本政府はもちろん私たちも少なからず声を上げていくことが解決の一歩に近づくことになります。

道のりはまだまだ遠いかもしれませんが、少しでも前にすすめるように声を上げていきたいですね。

北方領土問題の経緯はこちら